
おはようございます!
元気に挨拶しながら出社すると、そこにいるのは、朝勤パートの主婦(多分)。
小柄で地味だけど、艶のある黒髪。歯の矯正。どこか色っぽい雰囲気が漂っている。
女優の波瑠さん似で、メガネをかけていて、無駄がなく、サバサバした態度で仕事をこなす。
正直、めちゃくちゃかわいい。
思わず、「小さい子エロい説、本当なのか?」と出勤して早々考えてしまう。
検証してぇー!そして、絶対どエロい!
さぁ、そんなことはさておき、今は仕事。モヤる気持ちは完全には切り替わらないが、
そんな気分でも、仕事に集中しなきゃ。
今日は入店での鍵のお渡しや清算業務を実習する日。最初はひたすら反復だ。
何度も同じセリフを繰り返し、自然に出てくる声のトーンを探る。
だんだんと体が覚えてくるのがわかる。しかし、覚えるべきことが山ほど待っている。
在室管理システムや精算、現金管理、割引操作・フード、もの場所など。
ちょっと時間かかるなぁ。
お昼の時間帯は、先日の夜とはガラッと変わり、年配の方が多く、
50代から60代の男女が、真昼間から互いを求め合っている。
自分の知らなかった世界がここにある。
「おじいちゃんがデリ呼んだり、熟年カップルがさくっと2時間休憩したり、
50代のおばちゃんとおじさん2人で3Pしてみたりすごいな、この世界は!」と
なんだか不思議な気もするが、同時に素敵だなとも感じる。
年齢に関係なく、誰もが性を貪り合えるというのは、なんだか嬉しくなる話だ。
私の知らないところで、世の中しっかりヤリまくってんだなぁ。
そんな中、私の同期である大学生が、好奇心丸出しでお客様をチラチラ見ているのを発見。
彼の様子に気づいた熟女社員が、ピシャリと注意する。
「ダメよ、お客様をじっと見るのは禁止だからね!」
「はい…すみません」と、しょんぼりした顔の彼を見て、思わず笑いそうになる。
確かに気持ちは分かる。おれもガン見してぇよ。
私の働くラブホは、デリヘル中心の回転率優先店舗と言うよりは、
ちょっとラグジュアリー系の顧客サービス重視のホテルのようで、
言葉遣いやお客様とのやり取りを、非常に大事にしています。
このようなクレームは稀にあるようで、清掃のスタッフやフロアー掃除の際は、
お客様に出くわさないように、細心の注意を払っています。
しかし、そんなこと言いながら、やっぱりどんな人かは気になります。
だって、これからSEXするんだから!モヤリMAXな人の表情なんだから!
ただ、ラブホの受付から入室までのドラマが大事だからこそ、
私たちは、無いもののように振舞わなきゃいけないのです。と、
見たいのを我慢しています。
余談ですが、入室管理システムの問題上、廊下にはカメラがあります。
結構イチャついてるのを見かけます。私は「やれーもっとやれー!」と
思うのですが、気になる方は、あとちょっと!もうちょっとで二人だけの世界です!
ドアを開けるまで我慢してください。別に問題ないんですが。
働いていて気づいたのは、ラブホの仕事が意外と忙しいこと。
「マジで!?立ちっぱなしの動きっぱなしだけど...」
フロント業務だけでなく、掃除、キッチン業務、フードやドリンクの提供、アメニティーの補充など、
やることは無限にある。いつも何かしらの作業をしている。
おしゃべりしてタバコでも吸って、のんびりしてるイメージは初日で消え去った。
楽にお金は稼げないということを痛感します。
ほんとお客様がたくさん来る。
「これが繁盛の理由か…」と思いながらも、掃除やサービスの徹底ぶりには感心するばかりです。
クリーンネスに力を入れ、清潔でラグジュアリーな店内、丁寧な接客、そして分かりやすい価格設定。
女子会や学割まで対応しているとは、流石だなぁ。
私はコックの仕事で自営を目指している。そして、いつかはわんこと一緒に暮らす夢がある。
だから、毎日学び続けたい。ここでの経験もきっと役立つはずだ。
「おなるくん」としても、「性」をリアルに感じる場所で働き続けることには意味がある。
だからこそ、今の仕事に全力で取り組もう。ふと、真剣な気持ちが沸き起こる。
とは言え、もうちょっとのんびり仕事したい。もっと面白いこと起きないかなぁ。と
思う1日でした。マジクズだなぁ。オレ。これが本音です。
ではまたいつかの夜に。